精子ドナー体験談 その1
2013年6月の体験談
2013年6月に精子提供を体験 滞在3日間
精子提供者の体験談 2013年6月
【はじめに】
今回、たまたま縁あってタイランドIVFサポートセンターの精子ドナーの登録をし、2013年6月、2泊3日の行程でバンコクへ渡って来ました。
【出発前】
渡航前、センターのスタッフと日程、宿泊先等について綿密に打ち合わせることができ、何の不安もなく出発しました。こちらの要望等、細かく配慮して頂けました。
出発直前には、緊急電話用コイン入りで、入国カードの書き方など懇切に記載されたパンフレットも送付されて、とても心強かったです。
【往路】
スワンナプーム空港での待ち合わせ場所も、事前に丁寧に分かりやすく指示されていたため、何の問題もなくスムーズに日本語の堪能な現地スタッフと合流することができました。
【現地にて】
今回、現地での宿泊はわずか2日と、大変短い日程でしたが、その分日本での仕事への影響は少ないし、短期間ではあれそれなりに観光も楽しむことができました。
現地宿泊先については、当初予定されていた場所が比較的狭いなどということで気を遣って頂き、2日目からは急きょ広い部屋使わせてもらえました。
変圧器も貸してもわえましたし、部屋には冷蔵庫も置いてあり、飲料水等十分に用意してくれていました。
また、日本のテレビ番組がほとんど全く見られるようになっているなど、随所に細やかな配慮が感じられました。
今回、一人での渡航ということで、その点は若干不安でしたが、現地でもセンターのスタッフに食事に誘ってもわうなどしたため、寂しいと感じることもほとんどなかったです。
今思えば、もっと遠慮せず、ダメ元で、スタッフに観光などに連れて行ってもらえないか甘えれば良かったです。
【採精手続について】
採精手続についてですが、看護婦、医師の丁寧な問診を受け、詳細な血液検査も受け、いずれの数値も問題ないということで、予定通り無事採精することができました。
精液検査の結果、運動率が普段の数値より低いということでしたが、全体の行程に影響が出るほどのことはないということでホッとしました。
このように普段の数値より低かった理由としては、今回の日程が、6時間を超えるフライト(機内では体力温存に努めてはいましたが、エコノミー席で、ジェットエンジンの轟音の中、眠りも浅く、どうしても限度があります)の翌日、早朝からの手続であったことも少なからず影響しているように感じます。
もう少し余裕のある日程を組めていたら、より良質のものを提供できたのかなと、その点では残念でした。
【帰路】
帰路についても、センタースタッフが送迎はもとより、空港カウンターでのチェックイン、手荷物預けまで付き添って下さり、安心して帰国の途につくことができました。
【最後に】
今回、微力ながら人の役に立てたことに喜びを感じています。センターのスタッフにもとても良くして頂きました。機会があれば、また協力させて頂きたいです。