精子ドナー体験談 その2

精子ドナー体験談 その2

2015年5月の体験談

2015年5月に精子提供を体験 滞在3日間

精子提供者の体験談 2015年5月

「ドナーになった理由」
私がドナーになった理由は大きく分けると2つあります。
1つ目は私自身のDNAを残すことができる。
2つ目は付き合っていた彼女が子宮がんになり子宮全摘出手術を行ったため子どもができない辛さを知っている。
という上記2つの理由です。

「出発前」
連絡手段としては、主にメールを使います。気になることがあれば何度も質問をしました。その度、丁寧に答えてくださいました。
その他に、わかりやすい資料をメールまたは郵便にて送付していただけるので、渡航について心配することはありませんでした。

「空港到着後」
待ち合わせ場所はわかりやすく、到着するとすぐにアテンドスタッフが声をかけてくれました。その方はタイ人でしたが、日本に長期間住んでいたということもあって日本語堪能で安心して話をすることができました。
空港から車でオフィスに向かい、そこで丁寧な説明を受け宿泊先(以下コンドー)へと向かいました。コンドーへ向かう途中、どこかに立ち寄りたければ連れて行ってくれるということでしたが、前日の仕事で疲れていたので遠慮し部屋で休憩をすることにしました。

「コンドータウン」
宿泊先はホテルではなく、マンションタイプでリビングと寝室にわかれており、一人には十分な広さでした。外はとても蒸し暑く汗がダラダラでるほどの気候でしたが、部屋には冷房、扇風機が完備されているので暑さや、寝苦しさを感じることはありませんでした。
ちなみに、部屋のテレビで、日本のテレビ番組を30チャンネルくらいみることができます。
敷地内に入るには警備員が常駐しているゲートを通過する必要があり、建物の中に入るのにもセキュリティーカードが必要なので安心して過ごすことができます。
さらに、コンドーの1階にはコンビニやタイ料理店があるので、遠くまで買い物や食事に行く必要はありません。タイ料理店はリーズナブルでとてもおいしかった。しかし、唐辛子マークのメニューには要注意です。私には辛すぎました。

「クリニック」
クリニックは私が想像していたよりも遥にきれいで落ち着いた雰囲気でした。
まず、はじめに医師との面談がありますが、スタッフがついていてくれるのでタイの言語がわからなくても安心して面談ができます。
その後、採血、採精を行います。採血、採精方法は日本と同じです。
検査結果は午前中にでるので、問題がなければそれ以降は自由時間となります。
宿泊先に送迎してもらってもかまわないし、指定した場所まで送ってもらうことも可能です。

「最終日」
空港まで送迎してもらい、チェックインカウンターまで案内してくれ、チェックインにも対応してくれました。最初から最後まで、至れり尽くせりの対応でした。

「最後に」
日本ではなくタイまで渡航しなければならないため、人によっては相当な負担に感じるかもしれません。しかし、誰かの役に立てることは嬉しいことであり、ありがたいことでもあります。なぜなら、自然妊娠で子どもを授かることができない夫婦にとって、子どもを授かる機会ができるということは、説明できない程嬉しいことであり、その機会に私を選んでくれたことを私自身も嬉しく思うからです。
無事に新たな生命が誕生し、健康に育ってくれることを心から願っています。

精子ドナー体験談 その1

精子ドナー体験談 その1

2013年6月の体験談

2013年6月に精子提供を体験 滞在3日間

精子提供者の体験談 2013年6月

【はじめに】
今回、たまたま縁あってタイランドIVFサポートセンターの精子ドナーの登録をし、2013年6月、2泊3日の行程でバンコクへ渡って来ました。

【出発前】
渡航前、センターのスタッフと日程、宿泊先等について綿密に打ち合わせることができ、何の不安もなく出発しました。こちらの要望等、細かく配慮して頂けました。

出発直前には、緊急電話用コイン入りで、入国カードの書き方など懇切に記載されたパンフレットも送付されて、とても心強かったです。

【往路】
スワンナプーム空港での待ち合わせ場所も、事前に丁寧に分かりやすく指示されていたため、何の問題もなくスムーズに日本語の堪能な現地スタッフと合流することができました。

【現地にて】
今回、現地での宿泊はわずか2日と、大変短い日程でしたが、その分日本での仕事への影響は少ないし、短期間ではあれそれなりに観光も楽しむことができました。

現地宿泊先については、当初予定されていた場所が比較的狭いなどということで気を遣って頂き、2日目からは急きょ広い部屋使わせてもらえました。

変圧器も貸してもわえましたし、部屋には冷蔵庫も置いてあり、飲料水等十分に用意してくれていました。

また、日本のテレビ番組がほとんど全く見られるようになっているなど、随所に細やかな配慮が感じられました。

今回、一人での渡航ということで、その点は若干不安でしたが、現地でもセンターのスタッフに食事に誘ってもわうなどしたため、寂しいと感じることもほとんどなかったです。
今思えば、もっと遠慮せず、ダメ元で、スタッフに観光などに連れて行ってもらえないか甘えれば良かったです。

【採精手続について】
採精手続についてですが、看護婦、医師の丁寧な問診を受け、詳細な血液検査も受け、いずれの数値も問題ないということで、予定通り無事採精することができました。

精液検査の結果、運動率が普段の数値より低いということでしたが、全体の行程に影響が出るほどのことはないということでホッとしました。

このように普段の数値より低かった理由としては、今回の日程が、6時間を超えるフライト(機内では体力温存に努めてはいましたが、エコノミー席で、ジェットエンジンの轟音の中、眠りも浅く、どうしても限度があります)の翌日、早朝からの手続であったことも少なからず影響しているように感じます。
もう少し余裕のある日程を組めていたら、より良質のものを提供できたのかなと、その点では残念でした。

【帰路】
帰路についても、センタースタッフが送迎はもとより、空港カウンターでのチェックイン、手荷物預けまで付き添って下さり、安心して帰国の途につくことができました。

【最後に】
今回、微力ながら人の役に立てたことに喜びを感じています。センターのスタッフにもとても良くして頂きました。機会があれば、また協力させて頂きたいです。

精子ドナー体験談

精子ドナー体験談記事一覧

精子ドナー体験談 その1 2013年6月の体験談 2013年6月に精子提供を体験 滞在3日間 精子提供者の体験談 2013年6月 【はじめに】 今回、たまたま縁あってタイランドIVFサポートセンターの精子ドナーの登録をし、2013年6月、2泊3日の行程でバンコクへ渡って来ました。 ...

精子ドナー体験談 その2 2015年5月の体験談 2015年5月に精子提供を体験 滞在3日間 精子提供者の体験談 2015年5月 「ドナーになった理由」 私がドナーになった理由は大きく分けると2つあります。 1つ目は私自身のDNAを残すことができる。 2つ目は付き合っていた彼女が子宮...